「Helgen Reborn」マーカス・ジャヌス&フォロワー「Lucien」との初対面!

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ファルクリースの宿屋「デッドマンズ・ドリンク」に入ると、賑やかな話し声が聞こえてきた。

最初に話しかけてきたのはソラフという一人の男。

やぁ。兄弟と違って、俺は知らない奴だからって嫌いやしない。ストームクロークでも大勢の奴に会ったしな

話を聞いていくと彼は以前はストームクロークだったらしい。

そして、この町で働いているボルンドという弟がいるけど、彼は無口で人見知りだからまともに話はできないだろうと話した。

リリ

さてと、、マーカスって人はどこにいるのかな??

リリの気持ちを察したのか、ヴィリヤが「宿の主人に聞いてみるのが一番早いかもね?」と、カウンターへと歩き出した。
カウンター前で腕組みをして立っていたのが、ここの女主人「ヴァルガ・ヴィニシア」

「マーカス・ジャヌスっていう人がここにいるって聞いてきたんだけど、いるかしら?」

ヴィリヤがそう聞くと、ヴァルガは「ああ、彼ならあちらの部屋にお泊りですよ」と教えてくれた。
「ありがとう」とお礼を言い、その部屋へと急ぐ2人。
そこで二人が見たものは…

パンを見つめながらむしゃむしゃ食ってる一人の男性。

「マーカスさん?ヘルゲンのことで会いたいって聞いてきたんだけど」

ああ、来てくれて良かった!歓迎する。話したい事がたくさんあるんだ。ヘルゲンで何が起こったか話してくれないか?

何がおこったか?それは首を切られそうになる前?それとも後のこと?

リリがそう問い返すと、マーカスは「後の話だ。お前の過去なんかどうでもいい」と言い放った。

おいおい、呼び出してその言い様ですか…

「他にそこから逃げた人を見たか?」と聞くマーカスに、「私は帝国軍のハドバルって奴と逃げ出したの。他の人はどうなったか知らないけど、あの状況じゃ一人でも生き延びられたかどうか疑わしいね。」と答えるリリ。

彼は、”恐れていた通りだ”と言い、続けて「弟とその家族が死んだ、もう少し良い知らせを期待していたのに・・・」と肩を落とした。
そして、ここからマーカスの長い話が始まった。

今のヘルゲン砦は山賊だらけらしいが、マーカスの考えが正しければ、こいつらは山賊などではないという。
信頼できる筋によると、砦には「ヴァル」と呼ばれる男がいるらしい。
このヴァルの名前は「ヴァレリウス・タイベリアス・アルトリア」
大戦中、彼とマーカスは皇帝タイタス・ミード2世の下で長い間隊長として帝国軍にいた。しかしある時、アルドメリが侵攻してきてヴァルの妻子を殺した。
そのやり方は、ヴァルの家族を帝都の町に連行し、王宮の目と鼻の先で死ぬまで拷問するというひどいものだった。

…………

…………………

ちょっと話が深すぎて書ききれないわ…
とりあえず、ヘルゲンに行ってヴァルとやらにマーカスが話したがってるって伝えてくればいいってことね?

ストーリーを詳しく知りたい人は最高のクエストMOD「Helgen Reborn」をぜひプレイしてみてちょうだい!

マーカスは「は?書くってなんだ?」と言いつつも「まあ、そういうことだ。ヴァルにあって私が話したがっていることを伝えてきてほしいんだよ」と言った。

とりあえずですね、マーカスの友人であるヴァルは家族を殺したサルモールへの復讐として「サルモール見つけ次第殺す!」という行動をしているということらしいのです。
で、そのヴァルが現在ヘルゲン砦にいる山賊たちのリーダーとして君臨中。
そんなヴァルと会って話したいから、「お前ちょっとヘルゲンまで行って仲を取り持ってくれや(*’▽’)」ってことです。
…私じゃなくてもよかったのでは…(*‘∀‘)なんてヤボなことは言いませんよ、ええ!言いませんとも!
マーカスさんは、最後に「急げ!頼んだぞぉ!」と仰るんですが、、申しわけない。この先は当分おあずけです。
セラーナ嬢を先にお迎えに行きたいので、彼にはしばらくこのまま宿屋でゆっくりしてもらう予定です。

無事にマーカスに会うことができホッとした二人は「それじゃあ、ちょっとゆっくりしようか」と食べ物を注文し寛ぐことに。

宿屋の中を見渡してみると、色々な人たちがいた。

あなたなら、すぐにこの辺りの男たちを手なずけてしまいそうね

そう話しかけてきたのは、お色気たっぷりのナーリさん。

そして、この宿屋にいる吟遊詩人は…

デラコートという男性。なかなかのイケメンだ。

夕飯も済ませて、いつも通りヴィリヤのダンスも見終わったところで後ろから声をかけられた。

リリとヴィリヤが同時に振り返ると、そこにはいかにもお金持ちそうな、、でもどこか抜けているような…そんな印象の男が立っていた。

失礼。普段ならこんなことはしないんだが…ええと…少し話をしないか?

……「いつもはこんなことしてない」って言う奴に限ってやってるのよね~。。
なに?それで口説いてるつもり?悪いけど、私たち忙しいの。そういう誘いには乗らないわよ。

誘惑?いや…そんなつもりは全然!ただ君に…提案があるんだ

提案という名のナンパだこれ。絶対そうだ…
まぁ、私が超絶かわいいから声かけたくなるのは仕方ないけど!

何言ってんのよ、彼は私を口説こうとしてるのよ。超絶美しいからまぁ気持ちもわかるけど!
ね?私を誘惑するつもりでしょう?わ・た・し・を!

なんだかんだ言いながら誘われていることに嬉しそうな二人…

そんな二人のやり取りを見て、彼は「いやそんな、誘惑だなんて! 君とやりたいことが… おっと違った! やり直せるか?」と……

「やだ!ヤリタイとか言ってるわよ!( ゚Д゚)」
「ありえなーい!(‘Д’)」
「…そろそろ話を進めさせて頂いてもいいだろうか…( 一一)」

リリとヴィリヤは「ごめんごめん、なんだか面白くって」と顔を見合わせながら笑った。

「それで?話っていうのは?」とリリが尋ねると、彼は姿勢を正し「私の名前はルシアン・フラヴィアス。科学者であり哲学者、素人魔術師、それにちょっとした音楽家でもあるが…まぁこれは趣味みたいなものだ」と自己紹介した。

ルシアンが言うには、学術目的でスカイリムに実地調査に来たところ、植物相に動物相、ドゥーマーやノルドの遺跡、建築物、政治などなど素晴らしい土地だと分かりテンションがかなり上がっちゃったんだとか。

しかし、戦いが苦手な彼にとってスカイリムはとても危険な土地でもある。というわけで、様々な危険から自分を守ってくれる旅の仲間を探しているらしい。

ふぅーん。。でも私たちも色々と忙しいんだよね。
行かなきゃいけない所もやらなきゃいけない事も山積みって感じで。
ルシアン要望の場所には当分いけないと思うよ?

リリがそう言うと、「問題ない! 君たちの旅に同行させてくれればそれでいいんだ。」と言ってきた。

そして「もちろん、同行させてくれたお礼ははずむつもりだし、旅の途中で研究に役立つものが見つかったら追加で報酬を渡してもいい。だから危険が迫った時にはできる限り守ってもらいたいんだよ」と……

報酬ねぇ・・・
どうせ小銭なんでしょ・・・(ファエンダルも25ゴールドしかくれなかったし)と思っていると・・・

さ、ささささんぜーーん!?

「えぇ?!冗談でしょおじさん・・・?!」

「冗談なんかじゃないよ、どうして?というか、おじさんではない」

「だって3000って大金だよ?前金でそんなに払っちゃうなんて騙されるかもしれないんだよ?おじさん、わかってる?」

「そうよ、つい即OKしろって言っちゃったけどスカイリムには悪い奴いっぱいいるんだからね!?もう少し慎重に上手く世の中渡っていかないと!」

二人がすごい剣幕でまくし立てていると、ルシアンはくっくっと笑い「私の目は正しかったみたいだ。そんな風に言ってくれる2人が”悪い奴”のはずがないからね!よろしく頼むよ!そしておじさんじゃないから(´・ω・`)」と握手を求めてきたのだった。

リリは差し出された手を見つめると、「ちょっと待って」と二人を静かに見つめた。

いい機会だから言っておこうと思うんだけど…ヴィリヤも聞いて。
私は元々盗賊だったの。シロディールでカジートたちの盗賊チームに属してたんだ。
人を殺めたりはしないけど、スリや盗みは本業なの。
そういうの気に入らないと思うなら、ここからはヴィリヤとルシアンの二人で行くのがいいんじゃないかと思うんだけど。

盗賊だったの!?
……まぁでも……言われてみればそんな感じね…。
大丈夫よ、ここ数日でリリのことはなんとなくわかってきてるから問題ないわ。
それに私だけじゃルシアンを守ったりなんて到底無理だからね。
だけど、目に余ることをやりだしたら絶対に止めるから安心して。

なるほど。。どうりで年の割に鋭い目をしていると思ったよ。
人の生き方はそれぞれだ。大切なものを守るために犠牲を払うこともあるだろう。
しかし私もヴィリヤと同様、君がひどい暴走をした時は止めるつもりだ。それに旅をするならそういう能力に長けた者はとても重要になってくるだ。頼りにしてるよリリー。

思ってたよりも理解ある2人の対応に「あー…そういう感じね…」とちょっとホッとしたリリ。

「だったら改めて自己紹介するね」と前置きすると、ルシアンに向かって名前とモーサルを目指してることを伝えた。
「弓が得意だから戦闘は後方担当だと思っといてね」ということも忘れずに。

ヴィリヤもエルダーグリーム聖域に行きたいことや、使える武器は片手剣だけど戦闘は素人同然だから期待はしないでということを話し、「魔法が使えるなら支援してもらえると助かるんだけど?」と付け加えた。

「魔法?うーん、、治癒か…。残念ながら私は炎の魔法しか使えないんだ。でも、これからは治癒の練習もしたいと思ってたところだよ!」

「そうなの?ふふ、私も治癒魔法は勉強中よ。じゃあ、どちらが先に治癒をかけられるようになるか競争ね!」

ルシアンは嬉しそうに「ああ!競争だ!」と言うと「それで、ここを出た後の行先はモーサルでいいのかな?」と聞いてきた。

まだ何も決めていなかったリリに、ルシアンは「もし決まってないのなら、寄ってほしい場所があるんだ。ファルクリースを出てすぐの所に珍しい植物が生息しているという話を聞いてね、ぜひそれを採取してから出発したいんだが…」と言う

「別にいいよ。急ぐ旅でもないしね。
じゃ、明日はその近くにある植物採って、その後は…どっち目指す?モーサル?エルダーグリーム?」

ヴィリヤはリリの問いかけに小さくため息を吐くと「さっき宿の主人に聞いたら、ここからだとモーサルのほうが近いらしいわ。。いいわよ、私のは後で。…その前に気になってることがあるんだけど・・・」と答えた。

そしてルシアンを見ると、「そのいかにも貴族って感じの服装何とかならない…?」と。。

「え!?何か問題あるかい?」

「スカイリムでその服を着てるのは、大体が金持ちの嫌な奴なのよ。
そんな”お金持ってます”アピールの服なんて着てたら、リリじゃなくてもすぐにスリの標的になるわよ?」

ヴィリヤにそう指摘されたルシアンは「なるほど!」と納得すると「ちょっと待っててくれ」と言って部屋に引っ込んでしまった。

そして5分ほど待たされたところ出てきたルシアンは……

「あら、素敵じゃない!」

「ほんと!それなら普通っぽいよ!(ポーズ取らなくていいよ)」

「長旅を覚悟でスカイリムまで来たからな!着替えはいくつか持ってきてるんだ」

2人に似合ってると褒められ満更でもない様子のルシアン。

リリとヴィリヤ、そして新たに仲間に加わったルシアンの楽しげな声が賑やかに響く中モーサルの夜は更けていく。。

今回出会ったフォロワールシアンは「Lucien – Immersive Fully Voiced Male Follower」からDLできます。
2600行を超えるカスタムボイスで、すごく魅力的なフォロワーさんです。おすすめですよ!

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