地図によると辿り着いたこの町は「フロストリバー」というところらしい。(※この町は「Cutting Room Floor – SSE」で追加される町です)
当たりを見て回ったがあまり大きな町ではなさそうで、宿屋らしきものが見つからない。
仕方ないのでうろついてる衛兵に聞いてみると…
なんと、やっとたどり着いたと思った町に宿屋はなかった…
仕方ない、どうする…?とまた歩き出す4人。
いい具合に出来上がってる酔っぱらいに絡まれ、ハチミツ酒をちゃっかりもらったりしながら進んでいきます。
すると、少し先に大きな建物が見えてきた。
看板が出ているからお店ではあるんだろうけど、何屋さんなのかがわからない。
無闇矢鱈に怪しげな店に入るのもどうかと躊躇いながら振り返ると……
この二人の顔を見て「あ、限界なんだな(‘ω’)」と悟ったリリは意を決して入店を決めた。
中に入ると、男性がちらほら座っているのが見える。
そして二階には数人の女性が露出高めの服装と裸足という出で立ちでうろうろしていた。
部屋にはベッドが複数用意されており、女性もこちらを見てなんだか誘うような仕草をしてくる。。
こ、ここは……
なぜかルシアン一人だけが嬉しそうな顔を…
「??」の表情で顔を見合わせているリリとオーリに、ヴィリヤがここがどういう店なのか説明してくれた。
なるほどー風俗店ってことですねー
「ちょっと声がでかいわよ!」と制するヴィリヤに、顔を赤らめるオーリ。
リリは「そういうことなら、ベッドもあるわけだし食べるものだって多少用意してくれるんじゃない?ちょっと交渉してくるわ!」と行ってしまった。
カウンターに店員がいたので早速4人の宿泊と食事をお願いできないかと聞くと、店員は「別にいいけど…」と言ったあと続けてこう言ってきた。
まぁ、本来の目的と違う形での宿泊だからきっとふっかけられるだろうなと予想していたリリ。
にっこりと笑って右手を横へ…
さすが!頼りになりますルシアン様!
そんなわけで、ルシアンのお陰で今日の寝床と食事にありつくことが出来ました。
今日はもうお客も来ないらしく、女性たちも暇そうにお喋りしている中ヴィリヤの話の続きを聞かせてもらった。
ドーンスターの宿屋の主人が自分を歓迎していないことが分かって、そそくさと宿を後にしたの
エルダーグリーム聖域に関する手がかりを持っていなかったヴィリヤはドーンスターを出た後ソリチュードに向かった。
ソリチュードにある吟遊詩人大学に感激したものの、目当てのカジートの情報は得られなかったため、そのまま「ウィンキング・スキーヴァー」という宿屋でバーテンとして働くことにしたんだとか。
そこには主人の娘のミネットという少女がいて、その子ととても仲良くなったヴィリヤは故郷にいる自分の妹のことを思い出していたらしい。
そこまで話すと「今はここまでね。ちょっと飲んでくるわ」とカウンターへと行ってしまった。
その後は、お互いのことを話したり従業員の女の子とお喋りしながらそれぞれに楽しい時間を過ごした四人。
明日も早くに出発したいからもう寝ようとベッドに寝転がったりリリは思った…
次の日。
宿を出ると外はとても清々しい空気で、空は晴れ渡っていた。
太陽の光を浴びながら歩くオーリはご機嫌らしく、鼻歌を歌いながら楽しそうに進んでいく。
しばらく行くと左手に建物が。
そして光る眼が2つ…
ここは「スノーホーク砦」
とりあえず、建物の上にはローブを着た男の姿もあったが今はこんなところで戦っている場合ではない!
ひとまずこのスケルトンだけを打ち倒し一行は進んでいく。
もうそろそろモーサルにつくと思うんだけど…
ヴィリヤがそう言うと、すぐに橋が見えてきた。
橋の下は沼地になっており霧が深く立ち込めている…
リリは確信した。
霧が立ち込め陰気臭い場所…ここだ、絶対にここに違いない!
「急ごう!」
四人は早足でモーサルの町を目指した。