はじめまして。
nonopy管理人のノノピです。
「The Elder Scrolls V: Skyrim Legendary Edition」をセールで買ったらどっぷりはまってしまい、プレイする→MODでトラブル→ブランクがあく→また思い出した頃にやりたくなって始める→どっぷりはまる・・・みたいなことを繰り返してるうちに「The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition
」が発売されて歓喜!
だけどほとんどの人がそうであるように、私もMOD必須の環境でやっていたためSEではまだまだMOD数も少なく見送っていました。
しかし、この度またスカイリム熱が上昇しまして「どうせならSEで最初からやってみよう!」ということに。
そして構築してる最中に、なんとなんとLE時代からずっと待っていた「INIGO」の翻訳MODが登場!
今まではずっと日本語フォロワーさんをメインに入れていた私ですが、今回は「INIGO」がメインフォロワーになるので彼とお話ししてくれるフォロワーさんを招集しました。
こうして始まったスカイリムの旅です。
そして、なにげにいつもアイテムIDを調べるのがめんどうだったので、せっかくブログ書いていくならIDもちまちま載せていこうかなと思った次第です。
あくまでも「自分用」としてメモってる程度なのでID間違ってたらごめんなさい!
旅をしながら書籍やメモのIDなどもまとめていけたらなと思っています。
そんなゆるーい感じでスカイリムをのんびり旅していく予定です。
一応、脳内補完されている自キャラの設定ストーリーを簡単に書いておきます。
主人公について

〇 Name:リリ
〇 Age:15
〇 Race:たぶんノルド
シロディールの山中、生まれて間もない赤ん坊が捨てられていた。
包まれていたブランケットの中には「Liri」というメモが一枚。
そんな彼女を見つけたのは、盗賊家業をやっていたカジートの一団だった。
彼らはリリをとても可愛がり、物心つく頃にはメンバーそれぞれから得意分野を教え込まれる。
スリや隠密、弓での戦い方、そして厳しくも優しい愛情を受けながらのびのびと過ごしていたある日のこと。
「そろそろ魔法を教えてもいいかもしれない」
そう言うと一人のカジートがリリを訓練場へと連れて行った。
「まずは炎を扱えるようになれ」
カジートは難しい言葉で魔法についての講義をしながらも、丁寧に手取り足取り教えていく。
ずっと魔法に憧れていたリリは、今日中に必ず火炎魔法を習得してやる!と息巻いた。
「おなかすいたぁ・・・」
そう草むらにへたり込んだ時、すでに山は赤く染まりだしていた。
カジートは言った。「ふん・・・お前には魔法は合わないのかもしれない」と。
そう、リリは魔法を扱うことがまったく出来なかったのだ。
「まぁいいさ、時間はたっぷりある。また少しずつやってみればいいさ。今日はもう帰ろう」
楽しそうに目を細めるカジートに、「次は絶対できるようになるし!」と不貞腐れるリリ。
カジートは「くふふ」と笑った。
自分たちの根城が近づいてきた時、カジートはいち早くその異変を捉えた。
もう仲間の笑い声が聞こえてきていいはずの距離なのに当たりはしんと静まり返っている。
カジートは合図を送ると姿勢を低くし慎重に家の中に入っていく。
リリは目を疑った。
入ってすぐの場所には仲間の一人が天を仰ぎ、一点を見つめたまま仰向けで倒れていたのだ。
その少し奥には、血だらけで息絶えている仲間の姿が・・・
家の中は血の海だった。
「なんなの・・・」と声を震わす後ろで「カタッ」と物音がした。カジートが「リリ!」と叫ぶと同時にそれは起こった。
リリが後ろから羽交い絞めにされた瞬間、カジートの背中にハンマーが振り下ろされる。
家の中から現れたのはニヤニヤと嫌な笑いを浮かべる山賊たちだった。
「やっぱりな、まだいると思ったぜ。こいつは使えそうだ」
倒れているカジートには見向きもせず嬉々としてリリを担ぎ上げる大男。
力の限りに暴れても剛腕な男の力には抗い切れず、もがき続けることしかできない。
「もうここに用はない」
そう言いながら山賊たちが家を出ようとした時だった、突然リリは床に落とされた。
「いったぁ!」
一瞬何が起こったのかわからないままお尻を摩っていると、カジートが叫んだ。
「早く逃げろ!そんなにもたない!」
カジートが山賊たちに変性魔法の麻痺をかけたのだと一瞬で悟り「だめ!一緒に逃げよう!」と走り寄ろうとする。
「来るな!僕はまだそんなに動けない、大丈夫だ、さっきの場所で落ち合うぞ!行け!」
そう言うとカジートは二人の間に炎を放った。
山賊たちが燃え出し麻痺の魔法が消えていく。
リリは唇をかみしめながら「絶対だからね!」と走り出した。
山賊の一人が「待て!」と言いながら追いかけてきたが、得意の隠密でなんとか訓練場まで戻ってくることが出来た。
当たりはもう一面の闇。
虫の鳴く声しか聞こえない原っぱの中でリリはひたすら待つ。
仲間のことが頭をよぎると涙がどんどん溢れてきた。
ここに来てからもうすでに1時間は経っただろうか・・・。
すぐにでもカジートの元へ戻りたい。しかし、いつもメンバーから言われていた言葉がリリを抑止する。
「いいか、お前はまだ未熟だ。何かあった時はすぐに逃げろ、お前がいると足手まといになる。俺たちは一流の盗賊団だから心配することなど何一つない。」
あのカジートの魔法も一流だ。ほぼすべての魔法を達人級に扱えると聞いていた。
大丈夫、大丈夫、絶対大丈夫、彼まで死ぬわけない!
また1時間が経った。もう限界だった。
慎重に、息をひそめながら自分たちの家だった場所へ向かう。
「うそでしょ・・・」
みんなで楽しく過ごしたあの家は見事に焼け崩れていた・・・。
ところどころまだ燻っているところもある。
近くには氷の槍が貫通した山賊たちの死体が転がっていた。
リリはカジートの名を叫んだ。泣きながら、何度も何度も彼の名を呼んだ。
そうして進んでいった先、瓦礫の山の中でボロボロのローブを見つけた。
震える手でそのローブを拾い上げる。
それは、間違いなくあのカジートが来ていたローブの切れ端だった。
リリは訓練場で夜空を眺めていた。
つい数時間前に起こった悲劇などなかったかのように、静かな空には星が瞬いている。
「一人ぼっちになっちゃったな・・・」
そう口にした途端、また涙が溢れてきた。
小さい時からずっと一緒だったカジートたち。
「一流の盗賊にしてやる」と沢山のことを教えてくれたカジートたち。
あんなに賑やかで、あんなに楽しくて、あんなに温かかった場所はもうどこにもない。
彼らは盗賊だったが、決して貧しい者から盗んだりはしなかった。むしろ貧しい者には常に手を差し伸べていた。
不必要な贅沢もせず余分な殺生などもしなかった。
リリは彼らが大好きだった。
静まり返った星明かりの中、仲間たちが教えてくれた様々なことが頭を駆け巡る。
「いいかい?キノコは毒の材料になるから取っておくんだよ」
「嫌な奴だと思っても友好的に話すんだ、それがうまく騙すコツなんだよ」
「スタミナをつけたきゃスープが一番!ほら、リリも飲め!」
「泳ぐときはスローターフィッシュに気を付けろよ」
「親友がスカイリムにいるんだ、霧が立ち込める陰気な場所だが居心地は悪くないらしい」
「鹿は遠くから矢で射るのが一番早いさ、逃げないからな!」
スカイリムに親友がいると言っていたのが彼だった。
彼は「ヤツには世話になったんだ。いいヤツだが誤解されやすい性格だから心配だよ」と楽しそうに話していた。
いつかまた会いに行きたいと。そして、また行く時が来たらリリも連れて行ってあげると。
「くふふ、くふふ」と、あの特徴のある含み笑いをしながら懐かしそうに目を細めていた。
そんなことを考えていてふと思う。
「彼のこと、、その親友に伝えるべきなのでは・・・」
だけど、スカイリムのどこにいるかもわからないのに?名前も知らないのに会うことができるだろうか?
リリは一本の大きな木にもたれかかると「行ってみなきゃわからないか・・・」と言いながら深い眠りに落ちていったのだった。
あとがき
長かったですね・・・(;・∀・)
簡単に書くつもりが、書いてたらどんどん長く・・・(笑)
主人公リリのスカイリム以前の設定はこんな感じでまとめてみました。
この後、カジート君の親友に会いに行くべくリリは単身スカイリムを目指します。
「お前、魔法は無理かもな」という言葉にカチンときたリリは、スカイリムにたどり着くまでの道中でも魔法の練習は欠かしませんでした!
その甲斐あって、最初のヘルゲン内では簡単な火炎魔法は使えたという都合のいい設定になっています(笑)
イタズラ好きで負けず嫌い、興味のないことには反応薄いリリちゃんですが、どうか生暖かい目で彼女の旅を見ててやってください。
いい旅ができるよう楽しんでいきたいと思います♪
ここまで読んでくださったあなたは神様です!
最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました(*’ー’*)
